【トヨタ・ヴェルファイア】と【トヨタ・エスティマ】を比較してみた!

2018年の初頭にマイナーチェンジを行い、新型車が発売されたトヨタのヴェルファイア。ラグジュアリーなグレードが話題になっていますよね。また秋にはオプションの選択肢が変わり、ますますカスタムが楽しくなりました。では、同じトヨタで人気を分けているミニバン、エスティマと比較してみましょう。

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トヨタ・ヴェルファイアvsトヨタ・エスティマとの価格比較

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はじめに、最も分かりやすい価格を比較してみます。トヨタのヴェルファイアとエスティマでは、どちらがどのくらい高価なのでしょうか。

【ハイブリッド】ヴェルファイアが200万円ほど高め

ハイブリッドタイプで比較すると、ヴェルファイアの方が200万ほど高めに設定されています。といってもヴェルファイアは非常にグレードが細かく分かれており、値段も370万前後から770万前後と大きな開きがあります。グレードによっては、大きく差がつくということですね。

ヴェルファイアの場合、最も高いグレードはかなり高価になります。しかし高級セダンと同じレベルの乗り心地を誇り、室内空間の快適性や見た目の重厚感、威圧感などは圧倒的です。

【ガソリン車】ヴェルファイアが100万円ほど高め

ガソリン車の場合も、ヴェルファイアの方がだいたい100万円ほど高めに設定されています。ガソリン車でもヴェルファイアの最高級グレードになると非常に高価で、エンジンの違いだけで乗り心地や重厚感・ラグジュアリーなイメージはほぼ変わりません。

【値引き比較】ヴェルファイア40万~85万前後

車を購入する際は、車自体の価格だけがポイントになるわけではありません。ディーラーでの値引きがいくらくらいになるのかも大きく関わってきますよね。下取りの車がない場合、ヴェルファイアの値引きは40万前後になるようです。

ただ、ディーラーさんとの付き合いの深さや、担当ディーラーさんが店長クラスで高い値引き率を持っている場合など、80万円以上の値引きに成功した、という方もいるようです。頑張ってみる価値はあるかもしれませんね。

【値引き比較】エスティマ30万~35万前後

エスティマの場合は、もともとのお値段がヴェルファイアとは多少異なります。最もお得な価格帯はほぼ同じですが、もっとも高い価格帯は500万円前後となっています。そのため、値引きも30万~35万前後の値引きが相場となっているようですね。

トヨタ・ヴェルファイアvsトヨタ・エスティマとの相違点

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ヴェルファイアとエスティマの違いを見てみましょう。どんなところに違いがあるのか、見た目や性能などをチェックしてみました。

【ヴェルファイア】外観は派手で存在感たっぷり

ヴェルファイアは、アルファードと並んでトヨタの高級ミニバンの2台巨頭です。威圧感さえ漂うほどの重厚感が特徴で、そこを気に入っているというファンも少なくありません。そのため外観はグリルやガーニッシュで特徴づけられ、どちらかというと派手で存在感もたっぷりです。

カスタム好きな方の愛車として購入されることも多く、カスタムを施されることも少なくありません。選べるオプションも非常に多く、自分だけのヴェルファイアを演出したいという方にも好まれています。

【ヴェルファイア】ファイブスター賞を獲得する安全性の高さを持つ

ヴェルファイアはファイブスター賞を獲得するほどの安全性の高さが特徴です。2018年の秋に行われたマイナーチェンジでは、デザインはそのままに装備だけが変更になりました。その中には静止物に対するパーキングサポートブレーキ、インテリジェントクリアランスソナーが標準装備となったなどの改良もあります。アクセルの踏み間違いや踏みすぎを軽減する機能です。

【エスティマ】先進性のある大人しい外観

エスティマは、先進性を重視した大人しめの外観が特徴です。ゴツさやゴージャス感はなるべく抑え、優雅で上品な雰囲気で乗ることができるスタイルです。若いころからミニバンに乗ってきて、そろそろ落ち着いたフォルムを選びたいという方や、ある程度の年齢になってミニバンを選んだ時、上質なイメージのエスティマに惹かれたという大人の方も少なくありません。

【エスティマ】7速スポーツシーケンシャルシフトマチック搭載

エスティマの特徴は7速スポーツシーケンシャルシフトマチックの搭載ではないでしょうか。シーケンシャルとは一段ずつ変化していくことを指します。光が流れるウインカーのことを、シーケンシャルウインカーと呼びますよね。

エスティマのシーケンシャルシフトマチックは、7段階可動のシフトで、まるでミッションカーのような乗り方が楽しめます。この点が魅力でエスティマがいい、というファンもいます。

トヨタ・ヴェルファイアvsトヨタ・エスティマとの人気比較

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トヨタのヴェルファイアとエスティマは、どれくらい人気に違いがあるのでしょうか。人気層についてもチェックしてみましょう。

【ヴェルファイア】若者・ファミリー層で人気

ヴェルファイアは高級ミニバンですが、高級感とともにちょい悪感もしっかりプラスされています。カスタムも思い切り楽しめるスタイルなので、若い年齢層のユーザーからファミリー層に人気があります。売り上げ台数も多く、ミニバンの売れ筋人気車種にも数えられます。

【エスティマ】ファミリー層・落ち着いた年代に根強い人気

エスティマはヴェルファイアと比較すると若干売り上げ台数は劣ります。もともとファミリー向けから落ち着いた大人の年齢層に向けたデザインで、年配のミニバンファンには根強い人気があります。昔からミニバンに乗っているという方には、愛着ある優雅なラインですよね。

トヨタ・ヴェルファイアvsトヨタ・エスティマのシート比較

トヨタのヴェルファイアとエスティマのシートを比較してみましょう。外観には大きな違いがあるヴェルファイアとエスティマですが、シートや内装などには違いがあるのでしょうか。

【ヴェルファイア】同一レールにシートがあるから長い荷物も楽々!

ヴェルファイアは、同一レール上にシートが存在しています。そのため長い荷物を積み込むときなども素早くシートの移動ができ、楽々積み込むことができます。ママと子供たちで出かけることが多いファミリーでも安心ですね。

【ヴェルファイア】車内が広く居住性が良い

ヴェルファイアは車体が大きい分、車内も広くてゆったりしています。シートをすべてフラットにしてしまえば、楽々寝そべることもできます。居住性が良く、キャンプや災害時などにも役立つという口コミも多く見られます。

【ヴェルファイア】ラゲッジスペースが広く大量の荷物も楽々収納

ヴェルファイアはラゲッジスペースも広く確保されています。大家族のファミリーだと、買い出しに行った時の荷物や帰省時の荷物、レジャーの荷物をいくつもパンパンに詰め込まなくちゃ、ということも少なくありませんよね。ヴェルファイアなら、そんな時でも楽々荷物を積むことができますよ。

【エスティマ】最大800mmのリラックスキャプテンシート

エスティマは最大800mmを誇るリラックスキャプテンシートが特徴です。どうしてもゆったりできにくいこの席も、座席を動かすことで足元の窮屈さを軽減することができます。脚の長い男性にも嬉しい特徴ですね。

【エスティマ】3列目シートにゆとりがあり乗り心地が良い

またエスティマは3列シート目にもゆとりがあります。3列シートのファミリーカーは、3列目が窮屈ということが結構ありますが、エスティマならゆったりとくつろいで乗ることができます。

トヨタ・ヴェルファイアvsトヨタ・エスティマのまとめ

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トヨタのヴェルファイアとエスティマの違いをさまざまな角度から見てみました。価格以外にも、乗り心地や運転席の特徴など、ユーザーの心をくすぐる特徴がいくつもあります。長く寄り添う相棒として、みなさんはどちらを選びますか。