車中泊を計画的にする場合、是非とも準備をしておきたいのがマットやベッドです。
居住空間も広いヴェルファイアですが、フラットにしても意外に段差があります。車中泊をする際に段差や凸凹をなくし快適な睡眠を得るための4つの理由を紹介しています。
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ヴェルファイアで車中泊する時のシートアレンジ

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大型ミニバンのヴェルファイアは居住空間も広いです。宿泊施設が取れないなど、車中泊となった時にも対応が簡単にできます。計画変更の前に準備をしておくと、いざという時に便利なので日頃から用意しておくのが大事です。
そのままでは寝にくいので、インフレーターマットやベッドキットなどを準備してシートアレンジができるようにしておくと快適な睡眠が得られます。
車中泊のシートアレンジ大人2人
ほとんどの方が2列目と3列目を利用して、マットを引いていると思われます。運転席を利用して1列目と2列目を利用して敷くこともできます。
大人二人の場合は意外と便利となり、荷物が3列目にある時には動かさなくてよいメリットがでてきます。ただ欠点としてフロント側からは丸見え状態になりますので、シェード等を考える必要があります。
車中泊のシートアレンジ大人2人と子供2人
2列目と3列目をフラットにしても段差は少しあります。マットの使用でかなり緩和はされます。 ただヴェルファイアの室内サイズ幅は1590mmなので、大人は熟睡というわけには行きません。
子供はというと寝心地は抜群なので問題はないようです。宿の心配をしなくて良いのもいいところですが、家族の場合は車中泊が楽しく感じられるのも魅力の一つとなっています。
ヴェルファイアで車中泊する時の凸凹をマットで解消する理由

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クッションを使ったり、布団を敷いたりしても段差が気になって熟睡できません。マットは段差の凸凹を感じさせないので車中泊には重宝します。収納しているマットを広げることで、凸凹がなくなり快適な睡眠をとることができます。
車中泊の大敵は凸凹をできるだけ少なくする事
段差があると寝転んでも体が痛くなり熟睡できません。快適な眠りを得るためには凸凹をできるだけ少なくする事が大事になってきます。実際は合板やパイプでベッドを作ればよいのですが、普段の使いまわしを考えるとよくありません。
使わないときにはコンパクトに収納が出来て、広げることで簡単にセットできる車中泊専用マットが便利です。
シートの凸凹をフラットにするマットを使う
インフレーターマットや車中泊専用マットなどは厚みもあり、凸凹をかなり緩和してくれます。マットも2枚連結できるものは隙間をなくせて便利です。断熱効果があるものもあり、セットするのも簡単にできるものが多く出ています。
ヴェルファイアの7人乗りの場合は2列目の中に隙間ができますが、タオルなどを詰めておけば大丈夫です。
専用エアーマットで凸凹を解消する
ジャストなサイズが嬉しい専用エアーマットです。厚みがあるので使用感も申し分なく、7人乗りのセカンドシートの隙間も気になりません。ゴツゴツした感じも伝わらないし、仮眠をするのにも快適なエアーマットです。
インフレーター系のマットの場合はバルブを開けると勝手に膨らむので手間いらずです。収納時には小さくなって場所をとらないので、車中泊をこれから考える方にはお勧めです。
ヴェルファイアで車中泊する時に便利なカーテン

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防犯対策やプライバシー保護対策も含め、車外からの視線を避けることが重要になってきます。また安眠を考えると、街灯の灯りや駐車場の車のライトなどのブロックも大事です。
一度取り付けるとそのままで良い遮光カーテンは特に便利なカーテンです。
日焼け防止ができるUVカットカーテン
紫外線は一年中降り注いでいるものなので、UVカットカーテンが取り付けてあると日焼け防止の効果があります。またUVカットカーテンはカーテンレールのある窓になら、車でもレースカーテンとして簡単に吊るせます。
一般に遮光率であらわされるのが等級です。1-3級まであり、どれも90%以上の遮光率ですが、うっすら顔もわかるのが3級です。車に使用するのはこちらが良いでしょう。
運転席から見られないように間仕切りカーテンを使う
間仕切りカーテンを使うと確かに運転席から見ることはできませんが、前後を仕切ってしまうとリアモニターが見えなくなるので注意が必要です。遮光機能付きドレープカーテンのトヨタ純正品ですが、さすがに高級感もありフィット感は抜群となっています。
サンシェードを使って車内の温度を調節
日差しの強い時期に大事なのは、温度の上昇を防ぐことです。車内で最も高温になるところはダッシュボードです。主にダッシュボードの日除け用に使われるのがサンシェードです。直射日光を防いで車内の温度上昇を抑えてくれます。
ヴェルファイアで車中泊時にベッドを使う4つの理由

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もちろん布団を使用したり、床に寝たりもできるヴェルファイアです。ただ車中泊をしたからといって、体に負担かけたり熟睡が出来なくてはいけません。次の日の活動も考えると、専用マットやベッドキットを用意した方が断然よいです。活動の幅が広がります。
大人二人ならシートを前にずらして床で寝るのもあり
8人乗りのシートアレンジでは後部の座席を跳ね上げて、最大積載のスペースを作ると大人二人ならシートを前にずらして床で寝るのもありです。
3列目のシートがスライド式で前後に動き、しかも跳ね上げ式になっている最大のメリットはこれかもしれません。なにせ自転車が2台も置けるスペースは相当に広い空間なので、快眠間違いなしです。
布団を重ねる荒業で凸凹をフラットに近づける
毛布と敷布団と掛布団の布団セットの場合、布団を重ねる荒業で凸凹をフラットに近づけることはできます。しかし布団一式を持ち運ぶということは、それだけでトランクは一杯です。また後部座席に置くと邪魔になるので、荷物等のことも考えると専用のマットを用意したいところです。
ベッドキットを使って快適に車中泊する
体も痛くならないと好評なのがベッドキットです。サイズも色々ある上、思った以上に膨らむので厚みが出て快眠ができると好評です。寝心地が良いのでもっていると、長距離ドライブも安心できます。
本格的な2段型ベッドキットもあります。2段の就寝スペースを確保することで、いつでもカプセルホテル並みの睡眠が期待できます。車輌に合わせて制作し、完全フルフラットタイプなのでヘビーユーザーには使い勝手があります。
ベッドキットを使うと寝心地が良く体が痛くなりにくい
ベッドキットはかなりの程度凸凹をなくし、フラットな状態に近づけてくれます。また厚みからクッション性もあるので、寝心地が良く体が痛くなりにくいです。当日の宿泊施設などの予約が難しい時など持っていると大変重宝します。
ヴェルファイアで車中泊のまとめ

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居住空間も広いヴェルファイアですが、車中泊をする際に問題となるのが段差や凸凹です。眠れないのはもちろん、身体にも負担がかかります。これらを解消し安眠を提供するのが専用マットやベッドキットです。
マットやベッドについて紹介してきました。またカーテンやシェードについても説明しています。これからお考えの方の参考となれば幸いです。