【トヨタ・ヴェルファイア】不具合とリコール情報を紹介!

トヨタのヴェルファイアが2018年にマイナーチェンジを行い、さらに2020年には大きなモデルチェンジを控えているといわれています。ヴェルファイアはアルファードと並ぶトヨタの最高級グレードミニバン。最近のミニバン人気もあり、多くのユーザーに愛されています。

そんなヴェルファイアのオーナーになったら、カスタマイズをしてみたり、家族や仲間と遊びに行ったり、たくさん楽しみたいですよね。でも不具合やリコールがあると、楽しみも大きく削がれてしまいます。果たして人気のヴェルファイアには、不具合やリコールがあるのでしょうか。

トヨタ ヴェルファイアの不具合ってあるの?

みなさんはヴェルファイアの不具合について耳にしたことはありますか。大規模なリコールや不具合が出るとニュースになることもありますが、あまり聞かない、という方が多いかもしれません。

トヨタの故障率は世界で最も低いとされる

実はトヨタの車は、日本自動車耐久品質調査でも不具合が少ないと言われているのです。もともと日本の車はたいていのメーカーで技術革新が進み、企業努力の結果、あまり壊れることがなくなってきています。事故を起こしたりしない限り、「新車で買った車が壊れて動かない」といったトラブルはほとんど聞かなくなりましたよね。

そんな日本の優れた自動車メーカーの中でも、トヨタの故障率は低いとされています。日本の車であってもメーカーやモデルによっては若干故障しやすい、しにくいといった差が出るのですが、トヨタは故障率が低いのです。

そのため、トヨタの故障率は世界でも最少レベルといわれています。せっかくヴェルファイアのオーナーになるのなら、できるだけ故障してほしくないですよね。

オーナー談!10年経過するまでほとんど不具合は出ない

実際にトヨタの車を使用しているオーナーにたずねてみたところ、多くのオーナーが「10年経過するまでほとんど不具合が出たことがない」と答えています。ヴェルファイアのオーナーも長年大切に乗っていれば、ほとんど不具合が出ていないようです。

しかし、どんなに優秀でも車は精密機械です。毎日酷使していれば、どうしても故障しやすくなっていきます。だいたい3年ほど経過すると、自動車の故障が出始めるといわれています。車検も初回はそのころに設定されていますね。

車検しか点検を受けない、という方だと、より故障が出やすくなってしまいます。できれば5000キロ走ったところか、半年経過したところで点検・整備を受けた方が安心です。さらにエンジンオイルもこまめにチェックし、「買ってから一度も交換したことがない」ということが無いようにしましょう。

車検は基本的に「点検」のみが行われます。法律で定められた点検が行われ、問題がなければ通ります。整備は依頼しなければ行われませんし、車検に関係ない部分の不具合は、ディーラーや整備工場によっては指摘してもらえないかもしれません。

素人目には、車の不具合は何か起きてからでなくては分からないことがほとんどです。できるだけこまめに整備も受け、不具合や不備がないかしっかりチェックしてもらって、オイル交換や不具合の調整をしてもらいましょう。

こうしたこまめな点検は、整備手帳に記されます。リセールする際、手厚く整備された記録が残っている整備手帳が完備していると、査定額が高くなる可能性もありますよ。

トヨタ ヴェルファイアのリコールはあるの?

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それでは、実際にトヨタのヴェルファイアでリコールはあったのでしょうか。これまでに行われたヴェルファイアのリコールについて調べてみました。

2014年12月8日~2018年2月26日製造のガソリン車でリコール

たとえば、大きなものではつい最近、2018年の5月にリコールが発表されました。対象となる車の台数は、ヴェルファイアとアルファードを集めて3万5千台にのぼり、製造にかかわっていた年数も長いため珍しく大きなリコールと言えるかもしれません。

アイドリングストップ機能を搭載した車種

2014年12月8日から2018年2月26日にかけて製造された、ガソリン車タイプのヴェルファイアとアルファードのアイドリングストップ搭載車の一部に、不具合が発見されました。電動パーキングブレーキの異常検出プログラムに不適切が見つかったのです。

すべての車両において、制御プログラムを修正することですぐに改善されます。必ず不具合が生じるわけではありませんが、リコールのお知らせが来たら必ずディーラーで点検・修理をしてもらいましょう。リコールの場合はお金がかかりません。

もしもトヨタから「重要」「必ず開封してください」などと記載されている封書など、お知らせが届いていた場合や、同居していない家族宛てのお知らせが届いていた場合も、家族に知らせて開封し、リコールのお知らせではないか必ずチェックしましょう。

トヨタ ヴェルファイアの不具合と燃費の関係

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トヨタのヴェルファイアの不具合は、燃費の変化で気が付くこともあります。「おかしいかな?」と感じたら、点検・整備に出してみましょう。

エンジンオイルの減りが早くなると燃費も悪化の可能性がある

エンジンオイルの減りが早くなると、燃費も悪化する可能性があります。燃費があまりよくないな、最近ガソリンの減りが早いなと感じた場合は、エンジンオイルのチェックをしてみましょう。

バッテリーの劣化によって急激な燃費の悪化の可能性がある

バッテリーの劣化は、突然エンストが起きて車が使い物にならなくなってしまう、とても困るトラブルのひとつですよね。バッテリーの劣化が起きていると燃費が急激に悪化する可能性があるため、燃費が急激に悪化した場合はバッテリーの状態もチェックしてもらいましょう。

オイルポンプの不具合で燃費の悪化の可能性がある

オイルポンプに不具合が生じている場合も、燃費が悪くなる可能性があります。だいたい新車のころやエンジンオイルを交換したばかりのころは、燃費が一時的に良くなったりしますよね。逆にエンジンオイル関連に不具合が生じることで、燃費に悪影響が出ることもあるのです。燃費の急な変化は不具合のバロメーターのひとつなので、普段から注意しておきたいですね。

トヨタ ヴェルファイアオーナーに聞いた不具合で多いのは?

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トヨタのヴェルファイアのオーナーに実際聞いてみた不具合で、多いものにはどんなものがあるのでしょうか。

エンジンスターターの不具合による交換

エンジンスターターの不具合が起こり、交換するというトラブルに見舞われたというオーナーさんがいるようです。エンジンスターターはリモコンタイプで、離れたところからエンジンをかけることができる優れもの。特に寒い冬などは、エンジンを温めておくためにも必要ですよね。

電動スライドドアの不具合

電動スライドドアの不具合もあるようです。ただ、電動スライドドアは手動に切り替えることもできるため、知らないうちにその操作をしてしまい、ディーラーに持っていったらすぐに解決した、ということもよくあります。できるだけ手元の説明書に目を通してから、不具合かどうかを判断したいですね。

スマートキーの問題

スマートキーとは、車のカギを差し込んでエンジンをかける必要がない、ポケットに入れておくだけでボタンを押せばエンジンがかけられるようになる便利なキーです。最近はスマートキータイプのキーが増えていますよね。でも電池が切れるなどすると使えなくなるため、トラブルにつながります。

突然警告灯が点灯する不具合

突然なんらかの警告灯が点灯するという不具合もよく起こるようです。最近はさまざまな機能が搭載されているので、何の警告なのかよくわからずアタフタするということも多いですよね。まずは落ち着いて説明書の警告灯をひとつずつチェックしていき、どうしても消えないという場合はディーラーに問い合わせてみましょう。

トヨタ ヴェルファイアの不具合とリコール情報まとめ

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世界でも優秀と言われるトヨタのヴェルファイアでも、長年乗っていればどうしても故障や不具合は起こります。またリコールが報告されることもあります。そんな時は早めに点検・整備に出し、修理してもらいましょう。また普段から点検・整備をこまめに行うようにし、大切に長く乗れるように心がけたですね。