ヴェルファイアは災害時に役立つ!注目すべき3つのポイント

地震や津波、台風や大雨など災害が多い日本ですが、これらの災害時に車を活用しようという動きがあります。ハイブリッドカーが普及したため、大容量のバッテリーから大きな電力を供給できるようになりました。

ヴェルファイアではいち早く家庭用電化製品が使用できるコンセントを搭載できるようになりました。ヴェルファイアが災害時にどのように役立つのか、電力以外の観点からも紹介します。

ヴェルファイアは災害のときどうなの?考えてみた。

地震や津波、台風や大雨など日本は災害が多い国です。交通機関や道路がマヒしてしまうような災害に遭ってしまえば車は全く役に立たないと思う人も多いですが、決してそんなことはありません。災害時でも有効活用できる車も多くあります。トヨタのヴェルファイアもその一つです。

ヴェルファイアは災害時にどのように活用できるのか、考えてみました。

非常時に非常電源として使う事ができる

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地震などの災害時にニュースで、自治体や避難所を照明で照らしている映像が流れることがあります。実はこの照明の電力をハイブリッド車から供給できることをご存知でしょうか。

 

普通のガソリン車ではバッテリーの容量が少なく、バッテリーが上がってしまいます。しかし、モーターを電気で動かすハイブリッド車はバッテリーの容量が大きく、電力を供給することができます。

ヴェルファイアのハイブリッドタイプも非常時にバッテリーから電力を供給することができます。主な電力供給方法は2つです。

  • シガーソケットから電源を取る

12Vなので家電や照明などの大きな電力は供給できませんが、スマートフォンの充電などに使えます。災害時は情報を集めることが大切なので、スマートフォンは重要な情報源になります。

  • 車内にある100Vコンセントから電源を取る

車種によっては100Vのコンセントを車内に装備できます。100Vのコンセントの多くは1500Wまで使用できるので、電子レンジや電気ポットも問題なく使用できます。

シガーソケットを使用する場合でも「インバーター」という機器を使用すれば100Vまで供給できるようになります。カー用品店で購入できるので、車の中に置いておくことをおすすめします。

災害時に快適に車中泊が可能である

避難指示が出たり、自宅に待機していることが困難になる場合は、避難所に避難することになります。しかし、避難所は学校の体育館などが多く、たくさんの人と生活することになります。

決められたスペースしか使えず、簡単なパーテーションで仕切られているのでプライバシーが全くないといえます。

小さな子供がいれば夜泣きがひどかったり、オムツを変えたりするので周りを気にしてしまい、親子共に強いストレスを感じてしまいます。

ヴェルファイアは最高級クラスのミニバンです。車内空間も他のミニバンと比べても快適です。避難所でも車中泊することができます。ヴェルファイアで車中泊すれば周りの目をそれほど気にしなくても大丈夫です。多少ストレスも軽減され、避難生活を送ることができます。

家庭用家電製品を使用する事ができる

シガーソケットを使用する場合でも、インバーターを使ったり、100Vコンセントを使用したりすれば、電子レンジや電気ポットなどの家庭用電化製品を使用することができます。冬の季節に災害に遭ってしまったときお湯や温かい食べ物は非常に大きな存在になります。

電源が必要な施設や停電時に電力の供給ができる

災害時にニュースなどで、停電して夜、真っ暗になってしまった施設を照明で照らす映像が流れます。発電機を使用する場合もありますが、最近では車から照明用の電力を供給することが一般化されてきています。100V1500Wの電源が必要になります。

ヴェルファイアのハイブリッドの電気を検証!

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災害時に車から電力を供給することは珍しいことではなくなってきて来ます。ヴェルファイアのハイブリッドモデルも電力供給することができます。

グレードアップで100V電源で1500Wまで使用可能

ヴェルファイア30系ではグレードによって100V電源で1500Wまで使用することが可能になります。まず、1500Wまで使用するためにはハイブリッド車であることが絶対条件になります。ガソリン車ではバッテリー容量が足りないため、1500Wの電源は装備できません。

100V1500W電源が標準で装備されているグレードは以下の通りです。

  • Executive Lounge
  • Executive Lounge Z
  • Vグレード Lエディション
  • ZRグレード Gエディション

各グレード5個ずつ装備されています。また、オプションとして追加すれば装備できるグレードもあります。以下の通りです。

  • Vグレード
  • Xグレード
  • ZRグレード
  • Zグレード

各グレード3個ずつ装備することができます。価格は標準価格で64,800円(税込)です。

冷蔵庫や電子レンジの電源として使う事も可能

1500Wまで使用可能の電源があれば、冷蔵庫、電子レンジや電気ポット、ドライヤーなども使用できます。非常にこれだけのものを使用できるのはうれしいですね。ストレスがかかる避難生活を少しでも快適に過ごすことができます。

ガソリンが無くなるまで7日間程度の電力をまかなえる

これらの電源を使用するにはエンジンをつけておく必要があります。ガソリンを満タンにしている状態であれば、7日間程度は電気を使用できます。

災害時はガソリンが配送されず、ガソリンスタンドで売り切れが続出することが考えられます。もしもの時に備えて、できるだけ常にガソリンを満タンにしておくことをおすすめします。

ヴェルファイアガソリンタイプ・ハイブリッドの電源の取り方

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コンセントやシガーソケットから直接電源を取る以外にも、ほかの機器や配線を追加する方法があります。いくつかあるので、紹介します。

シガーソケット電源の裏取りの方法

ヴェルファイアに限らず、ほとんどの車種に標準で装備されているシガーソケットですが、シガーソケットから直接電源を取ると数に限りがあったり、配線が車内で丸出しになってしまいます。シガーソケット周辺の内装を取り外すことでシガーソケットの裏から電源を取ることができます。

ヴェルファイアの場合、まずセンターパネルを取り外します。シフトレバーがある部分に分割線があるので、そこから上半分を取り外します。内装外し用の工具などで隙間を作って手前に引っ張る形です。

次に足元にある収納スペースを取り外します。収納スペースを開いたらそのまま横にひねるような形で取り外します。収納スペースがあった場所の奥にボルトがあるので取り外します。

次に最初に外したパネルの下半分を取り外します。するとシガーソケットの裏にカプラーがあるので外します。そのカプラーに配線を追加していく形になります。逆の手順でカバーやパネルを戻して終了です。

各パーツは爪で止まっているので折らないように注意しましょう。

運転席足元のカバーを外して電源を取る方法

次に運転席足元のカバーを外して電源を取る方法です。カバーを外すと、「ヒューズボックス」があります。カバーの裏にどのヒューズが何アンペアかが書いてありますので、確認しましょう。使用したい電源のアンペア数と同じ場所に電源を差し込みます。

作業中はバッテリーのマイナス端子を外しておきましょう。

エンジンルーム内から専用のワンタッチ電源カプラーを使う方法

エンジンルームから電源を引き込むこともできます。ヴェルファイアのような人気車種には専用のカプラーも販売されています。専用カプラーを用意して説明書の指示通りにエンジンルーム内のカプラーと車内にあるカプラーをワンタッチ電源カプラーでつなぐだけです。

メーカーオプションでコンセントの増設が可能

  • Executive Lounge
  • Executive Lounge Z
  • Vグレード Lエディション
  • ZRグレード Gエディション

これらのグレードでは100V1500Wのコンセントが標準で5つ装備されます。それ以外のグレードでも64,800円(税込)で3つ装備することができます。1500Wまで使用可能にするにはハイブリッドモデルであることが条件になります。

2列目電動シート100Vは本革シート追加しないと付かない

後ろのシートでも100V電源を使用する場合は、リアシートが本革電動シートである必要があります。本革電動シートが標準装備されているグレードは以下の通りです。

  • Executive Lounge
  • Executive Lounge Z
  • Vグレード Lエディション
  • ZRグレード Gエディション

ヴェルファイアが災害時にいかに役立つのかがわかる3つのポイント

非常用電源の供給ができる

非常時に電源を供給できます。ハイブリッドモデルであれば100V1500Wまで使用可能で、冷蔵庫や電子レンジ、ドライヤーなどの家庭用電化製品を使うことができます。災害時にこれらの家電が使えるのはうれしいですよね。

避難所で車中泊をすることができる

プライバシーがなく、大きなストレスがかかる避難所生活もヴェルファイアで車中泊をすることである程度ストレスを軽減することができます。特に小さな子供がいる場合は夜泣きやオムツの交換など、周りの目を気にしなければならないことも、車の中なら問題ありません。

プライバシーも守られ、気分も少し楽になります。

スマホや携帯の電源の確保ができる

最近のスマートフォンは画面の大型化などで電池の持ちが悪かったり、使用頻度が高く、電源が劣化しやすいです。しかし、災害時にスマートフォンは非常に重要な情報源になります。

コンビニなどではモバイルバッテリーがすぐに売り切れてしまいますし、停電することもあるので満足に充電できないこともあります。車で電源が確保できるかできないかは大きな差になります。

ヴェルファイアと災害のまとめ

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車を災害時に役立てようという動きが一般化されてきています。特に電気の問題は災害時に大きく影響します。ヴェルファイアはいち早く100V1500W電源を装備可能にしました。災害時に電子レンジや冷蔵庫などの電化製品が使えれば、自分だけでなく、周りに役立てることもできます。

十分に高級車のクラスに入るヴェルファイアですが、もしものときに役立つことを考え検討してみてもいいでしょう。