【トヨタ・ヴェルファイア】カスタム!定番からゴージャスまで紹介!

ヴェルファイアは豊富なパーツでカスタムを楽しめる車種です。しかしパーツが多すぎてどれを装備すればいいかわからない人もいるかと思います。

そんな時は定番なカスタムがおすすめです。車の雰囲気をガラリと変えるエアロパーツから車高を調整する車高調キットまで装備するのにいくらかかるのか、どんなものが人気なのか紹介します。

ヴェルファイアのカスタムっていわれるけど何のこと?

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ヴェルファイアに限らず、「車のカスタム」という言葉をよく耳します。ヴェルファイアのカスタムとは何のことなのでしょうか。

各パーツを交換して自分流にドレスアップする事

車にカスタムとは車は外装、内装様々なパーツで構成されています。それらのパーツを見た目や機能が自分の好みのものに交換することを言います。機能よりも見た目に関するカスタムのことをドレスアップといいます。

同じ車種でもドレスアップによって個性を出すことができ、他のユーザーに差をつけましょう。特に外装のカスタムは車の見た目を大きく変えるため、差別化しやすいです。

カスタムできる基本的なパーツは8種類

1.エアロパーツ

車の見た目を全体的に変えることができるがエアロパーツです。様々なメーカーから販売されており、形状も様々です。フロント、サイド、リアとつける場所によってタイプが決まっていますが、統一感を出すために全て同じメーカーで一式そろえることが一般的です。

主に車の全長を伸ばしてダイナミックな雰囲気にしたり、地上高を低くしてローダウン感を出すときに装着します。車の形が大きく変わるので、ドレスアップするときはコンセプトを決めてからエアロパーツを選びましょう。(スポーティー、ラグジュアリーなど)

2.ホイール

「おしゃれは足元から」なんていいますが、車も同様です。ホイールを変えることでも個性を出すことができます。同じサイズのホイールに交換する人もいますが、大きいホイールに交換する「インチアップ」をする人が多いです。

ヴェルファイア30系のホイールは純正で17インチですが、20インチにインチアップするのが定番です。インチアップするにはホイールだけではなく、タイヤもサイズが合っているものに交換するので、費用は掛かりますがインチアップは非常に人気なドレスアップです。

3.フロントリップ

エアロパーツを付けると派手になりすぎて好みじゃないが、フロントの雰囲気を変えたいという人にはフロントリップがおすすめです。純正のバンパーに装着するため、純正らしい全体の一体感を残したまま、簡単にドレスアップが楽しめます。

全長を伸ばすことができ、迫力を出すことができるだけでなく、ローダウン感を出すこと府ができます。

4.ハーフスポイラー

フロントリップと同じで純正バンパーに装着します。しかし、フロントリップよりも純正バンパーを覆う形になります。メーカーによってはフロントリップと混同して販売しているものもあります。

5.フロントグリル

フロントグリルとは、ヘッドライトの間にあるメーカーのエンブレムがある部分です。グリルの形は車のフロントビューの代名詞ともいえる部分です。フロントグリルを交換すると車の顔が変わったような感じになります。

エンブレムを取り外したり、グリルの中にLEDライトを仕込んだするのが人気です。スモークフィルムを貼って全体を締まった印象にするのもアリです。

6.マフラー

リアの雰囲気を変えやすいのがマフラー交換です。大口径マフラーや片方2本出し、左右2本出しなどがあります。また見た目だけではなく、マフラー音を楽しむこともできます。しかし、マフラー丸ごと交換は費用が掛かるため、マフラーカッターを取り付ける人もいます。

マフラーカッターとは、マフラーの出口に取り付けるパーツです。値段も抑えることができ、見た目だけ楽しみたい人にはおすすめです。

7.車高調

車高調とは車の車高を調整する足回りの部品です。車の車高を下げることで見た目の印象が大きく変わります。いわゆるシャコタンです。

あまり大きく下げるとハンドルを切ったときにタイヤがボディーに当たってしまうため、タイヤを斜めにする必要がでできます。ヴェルファイアのようなパワースライドドア装備車はタイヤを斜めにしてしまうスライドドアが使えなくなっていまうので注意が必要です。

8.ヘッドランプ、ウィングなど

ヘッドライトを好みのものに交換することができます。LEDランプを明るいものに変えたり、ユニットごと交換してインナーブラックのものに交換したりします。

ウィングはミニバンのカスタムでは馴染みがないかもしれませんが、各社から様々なものが販売されています。

内装のカスタムの基本的なパーツは5種類

カスタムは外装だけではありません。自分が運転しているときに見るのは内装なので内装が自分好みになっていると、テンションが上がりますよね。

1.インテリアマット

車内の床にひくマットがインテリアマットです。上質なインテリアマットは見た目だけでなく、乗車時の足の疲れを軽減します。汎用のマットもありますが、ヴェルファイアは車種専用のインテリアマットが多く販売されています。

車種専用マットは形がぴったり合っていて運転中にずれることもありません。

2.ウッドパネル・インテリアパネル

インテリアパネルの交換も車内の雰囲気を変えることができます。ピアノのような艶があるブラック系で統一したり、高級外車のようなウッド調のもので大人の落ち着いた雰囲気を演出できます。

基本車種専用品になりますが、30系であればアルファード用と同じものを使用している場合が多いようです。

3.フロントテーブル・サイドテーブル・インテリアテーブル

ミニバンは収納が多いですが、さらに収納を増やすためにテーブルを追加することができます。助手席のダッシュボードに取り付けるタイプがフロントテーブルです。ドリンクホルダーや灰皿を追加できます。また、フロントテーブルにモニターを取り付ける人もいます。

ウィンドウに取り付けるタイプがサイドテーブルです。フロントテーブルと同じようにドリンクホルダーとして使うことが多いです。

インテリアテーブルはフロントテーブルをもう少し大きくしたものとして販売しているものもありますが、フロントテーブルやサイドテーブルの総称としている場合が多いです。

4.ルームランプ・インテリアランプ

ルームランプの色を変える人も多いです。見やすさを重視して白いライトが一般的ですが、白ベースの青っぽいライトも大人な雰囲気が出ます。

ルームランプ以外でもLEDテープなどで足元やインパネ周りを照らすドレスアップも人気です。

ヴェルファイアのド定番にかかる費用を計算してみた!

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いろんなパーツが交換できることを紹介しましたが、実際どれくらいの費用が掛かるのでしょうか。ヴェルファイアのド定番カスタムにかかる費用を計算してみました。

ホイール・インチアップにかかる平均的な費用

ヴェルファイアのインチアップは純正17インチから20インチにアップするのが定番です。

ヴェルファイア用ホイールではBADXが人気です。4本で10万円ほどです。

次にタイヤですが、サイズは225/35R20が定番です。値段はピンキリですが4本で3万円~5万円のタイヤなら使用するのに全く問題ありません。

工賃はお店によりますが、2万円~3万円です。

合計で15万円~18万円になります。

車高調をカスタムした場合の平均的な費用

車高を下げる車高調ですが、予算は最低でも10万円と考えておきましょう。

BLITZの車高調は信頼があります。

工賃は2万円~3万円です。

合計で12万円~13万円になります。

マフラーをカスタムした場合の平均的な費用

リアの印象を大きく変えるマフラーですが、種類がいくつかあります。より派手さを求めるのであれば、左右4本出しがおすすめです。定番はM’z SPEEDのエキゾーストシステムです。値段は12万円ほどです。

工賃は1万円~2万円です。

合計で13万円~14万円です。

簡単なエアロをした場合の平均的な費用

エアロパーツは一式全て装着するのか、各部分だけなのかで値段が変わります。基本的には一体感を出すために一式装着することをおすすめします。メーカーもバラバラで購入するより、一式で購入したほうがお得になるように値段設定しています。

一式で購入した場合、15万円~25万円です。

工賃は2万円~3万円です。

合計で17万円~28万円です。

グリル・ナビなどをカスタムした時の平均的な費用

グリルは材質によって値段が変わります。定番で値段も安いのがFRP製です。5万円ほどです。

工賃は1万円前後です。

合計で6万円です。

ヴェルファイアの車高調カスタムの4つのポイントを簡単に説明!

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車高調カスタムは見た目も変わり個性を出すことができます。車高調カスタムのポイントを紹介します。

車高調カスタムをする一番に理由はカッコ良く見えるから!

なぜ車高を低くするのでしょう。理由は簡単です。下げたほうがカッコいいからです。カスタムカーやオートショーに展示されているコンセプトカーは必ず車高が下がっています。いわゆるシャコタンです。

昔はシャコタンはセダンが多かったですが、最近ではミニバンや軽自動車など、車種を問わず車高が下げられています。

車高を低くしても乗り心地は抜群だから車高調をカスタムする!

車高を低くする方法は車高調以外もダウンサスという方法があります。ダウンサスは車高調に比べて値段が安いのが特徴ですが、乗り心地が極端に悪くなります。対して車高調は純正に比べて多少固い乗り心地になりますが、気にならないものが多いです。

まずは3つのタイプから車高調を選ぼう!

車高調にはいくつか種類がありますが、定番なのは全長調整式・ネジ式・Cリング式の3種類です。

全長調整式は車高を変化させてもサスペンションのストローク量が変わらないので乗り心地の変化が一番少ないです。

ネジ式はネジを緩めて車高を調整するので、無段階で調整可能です。車高を下げるとストロークが短くなるため、乗り心地が悪くなります。

Cリング式はリングをはめて車高を調整します。車高調の中では一番安価ですが、調整の自由度が低いです。

どれにしたらいいか迷ったら人気の車高調キット選ぼう!

多彩な種類があるヴェルファイア用車高調ですが、どれを装備したらいいかわからないとうう人も多いはずです。定番で人気なのはBLITZの車高調「ダンパーZZ-R」です。車高調としてはハイエンドの機能を持ちながら購入しやすい値段が特徴です。

ヴェルファイアのカスタム、一体どれだけかかる?

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車のカスタムに興味が出てくると付けたいパーツや試したい調整などがたくさん出てきてしまいます。お金がいくらあっても足りないなんて人も多いです。

費用は工賃とパーツ代で変わってくるものである!

当然、パーツ代や工賃で費用は変わってきます。紹介した定番カスタムをすべて行った場合は50万円~60万円前後、工賃が8万円~15万円前後となります。合計で58万~75万円ほどです。安いパーツやオークションで中古を買うなどして抑えることもできます。

安くて良いパーツを手に入れるにはとにかく比較する事!

ヴェルファイア用のパーツはとにかく数が多いです。値段が安くてもいいものもたくさんあります。レビューを見てみたり、量販店のスタッフに聞いたりと購入前に自分で比較することをおすすめします。

ヴェルファイアのカスタムのまとめ

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ヴェルファイアは豊富なカスタムパーツでドレスアップを楽しめます。人気なパーツにはしっかり理由があります。どれを装備すればいいかわからない人は人気の定番パーツから検討してみましょう。

車のカスタムはやりだしてしまうとそれなりのお金がかかってしまいます。しかし、工賃をケチって知識がないまま自分で装着したりしないようにしましょう。整備不良で重大な事故につながることになります。実績のある整備工場などにお願いしましょう。