アルファードでホイールのインチアップがしたいときや、単にタイヤを履き替えたい時、どんなサイズを選べばいいのかわからない、という方はいませんか。タイヤサイズは車のドア内部などに記載シールが貼ってあるのですが、今すぐ知りたい、ネットで注文したい!という方のために、アルファードのタイヤサイズと、乗り心地についてご紹介します。
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アルファードのタイヤサイズ
アルファードには、おおよそ3種類のタイヤサイズがあります。それを覚えておけば、純正サイズのタイヤを購入することはできます。
ハイブリッドシリーズのタイヤサイズ
引用:https://toyota.jp/alphard/grade/hy_x/?padid=ag341_from_alphard_grade_hy_x_thumb
アルファードのハイブリッドシリーズのタイヤは、だいたい16インチが基本になります。フロントもリアも、どちらのタイヤも16インチです。しかしインチアップして乗ることは可能です。
Gグレードのタイヤサイズは2種類
引用:https://toyota.jp/alphard/grade/g/?padid=ag341_from_alphard_grade_g_thumb
Gグレードのタイヤサイズは、Gグレードのタイヤサイズは、だいたい17インチが基本です。フロントもリアもいずれも17インチです。もちろんインチアップは可能です。
ただし、Gグレードでも一部の車種のタイヤは16インチになっています。自分の乗っている車のタイヤサイズは、確実にチェックしておきたいですね。
Sグレードのタイヤサイズは2種類
引用:https://toyota.jp/alphard/grade/s/?padid=ag341_from_alphard_grade_s_thumb
Sグレードのタイヤサイズは、18インチが多くなっています。18インチというと、一般的な16インチと比べるとかなりの違いが出ます。並んで駐車していれば、大きさの違いは一目瞭然でしょう。
またSクラスの中にも17インチの車があります。もちろん17インチからのインチアップも可能です。
アルファードのタイヤのインチアップ
アルファードのタイヤやホイールをインチアップしたい場合、だいたいは19インチから20インチが定番です。それでも17インチからの履き替えの場合、かなりの違いが出ますし、タイヤやホイールの存在感は大きなものとなります。16インチなら19インチまで大丈夫です。
また一部のメーカーだと、21インチを履くことができるケースもあります。21インチになると大きさ的にはかなりギリギリとなります。タイヤ部分が薄くなるため、インチアップにつきもののデメリットも出やすくなることを知っておきたいですね。
乗り心地や走行性能、タイヤの質のことを総合的に考えると、純正サイズからそんなに離れすぎない方が安全と言われています。
しかしインチアップをしても、きちんと整備をかかさず、夏冬のタイヤ履き替えごとに必ず整備を行うようにすると、長く安全に乗ることができるようになります。
アルファードのタイヤサイズの違いと性能について
アルファードのタイヤサイズの違いは、性能とどう結びついているのでしょうか。気になるタイヤサイズと性能の関連性について調べてみました。
タイヤサイズが大きいと見た目が違う
タイヤサイズが大きいと、まず見た目が違ってきます。タイヤサイズが小さいとそれだけでサイドからの見た目がこぢんまりとしたものになってしまいます。
しかしタイヤサイズのインチを1アップしただけでも、見た目は大きく変化します。ホイールも一緒に替えれば、同じ車とは思えないほどのカスタムになります。
運動性能が上がる
タイヤのゴム部分が減るので運動性能が下がるような気がしますが、実は逆です。多くのスポーツカーは、最初から大きめのホイールとタイヤを装着しています。
インチが上がることで安定性がよくなり、ステアリングからのレスポンスも良くなり、運動性能もアップするのです。
グリップ性能が良くなる
タイヤを大きくするということは、タイヤの幅も広くなるということです。タイヤの幅が広くなると、当然ですが接地面積が増えます。
接地面積が増えると、ゴム部分と地面の間に抵抗が起こり、カーブを曲がる時などのグリップ性能が上がります。
コーナリングする時の安定がある
引用:https://toyota.jp/alphard/exterior/?padid=ag341_from_alphard_top_exterior_exterior
タイヤサイズが大きくなると、コーナリングの際の安定感がアップします。大きな車だけに急カーブや右折・左折の時はちょっと怖いという方もいますよね。
そんな時も、大きめのサイズのタイヤを履いていると、安定感が増してグッとコーナリングすることができるようになります。
アルファードのタイヤサイズと乗り心地について
アルファードのタイヤサイズと乗り心地の違いについてを、次は詳しく見てみましょう。タイヤサイズは大きいものと小さいもの、どちらが乗り心地が良いのでしょうか。
タイヤサイズが小さい方が乗り心地は良い
タイヤサイズは、実は小さい方が乗り心地が良くなります。タイヤサイズが小さいという事は、それだけタイヤのゴム部分の厚みが出るという事につながります。
ホイールサイズが大きければ大きいほど、限りあるスペースに収めるためにタイヤの厚みは薄くなります。そのためタイヤサイズが小さな方が、ゴムの厚みの分乗り心地がよくなるのです。
タイヤサイズが大きくなると走行音が大きい
タイヤサイズが大きくなると、走行音が大きくなります。タイヤのゴム部分が薄くなることもあり、接地音がより大きく感じられるようになります。実際に走行音も大きくなり、音に敏感な方はうるさいと感じてしまうかもしれません。
タイヤサイズが大きいとハンドルが重く感じる
タイヤのサイズが大きいと、接地面も多い分、重く感じられます。今は大きな車になるとハンドルが重くなるということはほぼありませんが、タイヤサイズの大きさによってステアリングを扱う際の重さはアップして感じます。
アルファードのタイヤサイズとインチアップの注意点
アルファードのタイヤサイズとインチアップをしたい時の注意点はどんなものがあるのでしょうか。気を付けておきたいポイントについて詳しくチェックしておきましょう。
タイヤの交換時の費用が高い
タイヤを交換する際、当然ながらタイヤのサイズが小さな方が値段は安くなります。16インチのタイヤと20インチのタイヤでは、当然お値段に大きな差が出てきます。
ホイールごとインチアップをして全体的に総取り換えする際は、タイヤも一緒に替えなければなりません。そのため、ホイールのインチアップの際もお値段は高くなります。
夏タイヤでインチアップをした場合、冬場はスタッドレスタイヤに履き替える必要があります。ホイールのインチアップをしたままスタッドレスに履き替えたい場合は、やはり一般の純正サイズで交換する時よりも費用はグッと高くなるでしょう。
乗り心地が悪く感じる
インチアップをするほど、タイヤの厚み部分が少なくなることは先ほどご紹介しました。タイヤのゴムの厚みが少なくなるということは、走行している車道から伝わる衝撃が、よりダイレクトに体に伝わるという事になります。
そのため、揺れやちょっとしたデコボコも感じやすくなり、乗り心地はインチの小さな純正タイヤよりも悪くなります。
インチアップをすればするほど、タイヤ部分の厚みが薄くなればなるほど、乗り心地や騒音(接地音の大きさ)は悪くなってしまうのです。
走行性能を上げる事はできる
運動性能が高くなり、ハンドルからのレスポンスも良くなることはご紹介しました。またグリップ性能もあがり、コーナリングも良くなります。走行性能はアップさせることが可能です。
タイヤの扁平率が下がる
タイヤの横の部分をサイドウォールと言いますが、この部分の厚みを扁平率といいます。タイヤ部分が薄くなるという事は、タイヤの扁平率が下がるということにつながります。乗り心地や接地音のうるささにつながります。
【まとめ】アルファードを快適にするならタイヤにもこだわりを!
引用:https://toyota.jp/alphard/
アルファードをオシャレに、しかし快適に乗りこなしたいなら、タイヤにもこだわりを持ちたいですね。
乗り心地を追求するのであれば、タイヤサイズは小さいほうがより心地よく乗ることができますし、接地音も気にせずに済みます。
しかしタイヤサイズが大きいほど、カスタム感は強くなりますし、大きめのホイールをはめた場合もよりスタイルがアップします。
走行性能も大きなタイヤの方が高くなります。そのため、乗り心地と足回りの安定性、どちらも重視しながら、自分の筋肉や身体の動き方をマスターしましょう。