アルファードのハイブリッドとは、どんなスペックを持っているのでしょうか。注目しておきたい5つの特徴についてご紹介します。
Contents
アルファード ハイブリッドとは?
引用:https://toyota.jp/alphard/grade/hy_g/?padid=ag341_from_alphard_grade_hy_gf_thumb
アルファードのハイブリッドと言いますが、そもそもハイブリッドとはどんな車なのでしょうか。一昔前まで一部の車だけがハイブリッドカーでしたが、今は多くの車がハイブリッドタイプを出しています。
エンジンとモーターの二つの動力を持つ車の事
ハイブリッドカーのハイブリッドとは、もともと植物の「交雑種」を指す言葉でした。その後、工業製品で二つ以上の方式を組み合わせた製品を指すようになります。
今ハイブリッドカーと言うと、ガソリンと電気、つまりエンジンとモーターの二つの動力を持つ車を一般に指しています。アルファードも同様です。
ハイブリッドによって燃費を向上させた車
ハイブリッド動力にすることで、ガソリンだけで走る車と比較すると燃費が向上しています。ハイブリッドカーはガソリンカーに比べ価格は高めですが、燃費向上によるガソリン代の節約により、差額を数年でペイできるとも言われています。
アルファード ハイブリッドの5つの特徴
アルファードのハイブリッドカーの5つの特徴について見てみましょう。アルファードのハイブリッドを選びたいと感じている
ガソリン車と比べると燃費が良い
ハイブリッドカーの特徴として、ガソリン車と比較すると燃費が良いという点が挙げられます。ガソリンの価格の高騰に、家計が左右されることがありません。
減税の対象なので税金が安くなる
ハイブリッドカーは、エコカー減税の対象車になります。そのため、ガソリン代の節約以外にも節約できる点がある点が嬉しいですね。
リセールバリューがガソリン車よりも良い
ハイブリッドカーがリセールに出されることも多くなってきました。リセールする際、ガソリンカーと比較するとハイブリッドカーの方がリセールバリューは高めになります。高く売れるため、乗り換え時の頭金調達につながりますね。
走行中の音が静かで滑らか
引用:https://toyota.jp/alphard/
走行中の音が静かで、走り出しも滑らかという点も、ハイブリッドカーの大きな特徴のひとつです。ガソリンカーと異なり、静音性に非常に優れています。
環境にやさしい走りができる
エコカー減税対象者に指定されていることからもわかるように、ハイブリッドカーは二酸化炭素や大気汚染物質などの排出量もガソリンカーと比較すると少なくなります。そのため環境に優しい走りが可能になります。
アルファード ハイブリッドと標準との違い
アルファードのハイブリッドカーは、標準のアルファードとどこか違うところがあるのでしょうか。見た目でわかるハイブリッドカーの違いをチェックしてみましょう。
エンブレムやロゴが違う
まずは、エンブレムやロゴが違います。ハイブリッドカーには、フロントフェンダーの上部にハイブリッドというロゴが入ります。またフロントグリルにある「α」を模したエンブレムの差し色が、ハイブリッドの象徴であるブルーになっています。
ハイブリッドには車両接近通報装置がついている
ハイブリッドのアルファードには、作動音が静かすぎることもあり、歩行者の安全のために車両接近通報装置がついています。そのため、時速20km以下になると通報音でお知らせしてくれます。
ハイブリッドにはハイブリッドシステムインジケーターがついている
引用:https://toyota.jp/alphard/interior/cockpit/?padid=ag341_from_alphard_navi_topnavi_cockpit
ハイブリッドカーには、ハイブリッドカーならではの装置として、ハイブリッドシステムインジケーターが装着されています。これは駆動用電池の残量を一目でチェックできる装置です。
ハイブリッドには集中モードオートエアコンが搭載されている
ハイブリッドカーには、集中モードオートエアコンが搭載されています。これはレクサスなどでも採用されているのですが、運転席にエアコンの風を一点集中できるシステムです。1人で運転している時など、他の席を冷やす必要がないため、非常にエコですね。
ハイブリッドにはモードスイッチがある
ハイブリッドカーには、EVドライブモードと、エコドライブモードという2つの走行モードをセレクトできる、モードスイッチがあります。
エコドライブモードはより燃費向上になり、EVドライブモードはモーターのみで静かに走ることができるモードです。
ハイブリッドには全てのグレードに大型コンソールボックスがついている
引用:https://toyota.jp/alphard/interior/comfort/?padid=ag341_from_alphard_interior_topnavi_comfort
ハイブリッドカーには、すべてのグレードで内装に大型コンソールボックスが採用されています。ちょっとした細かいものやティッシュ・ウエットティッシュなど、あると助かるグッズをきれいに収納しておけますよ。
アルファード ハイブリッドの燃費をグレード別に調べてみた
アルファードのハイブリッドカーの燃費をグレード別に調べてみました。どのグレードが最も燃費が良いのでしょうか。
ハイブリッドX
ハイブリッドタイプのアルファードのうち、Xグレードの8人乗りタイプだけは、燃費がなんと19.4km/Lとなります。
ただしこれは純正のままの重量のケースになるため、もしエアロパーツなどを多く装着し、車体の重量が重くなってしまうと、他のグレードと燃費は同様になります。
アルファードのガソリン車の場合、燃費の平均は10~11 km/L程度なので、かなり燃費が高いと言えるのではないでしょうか
その他のグレードの燃費は一律18.4km/L
アルファードにはさまざまなグレードが揃っていますが、ハイブリッドXの8人乗り、純正以外の燃費は一律で18.4km/Lになります。
ただし、こちらもハイブリッドXと同様、エアロパーツやドレスアップのためのパーツを多くつけ、重量が純正の場合よりかなり重くなると、燃費も少々悪化してきます。その点をちゅういしたいですね。
それでは、アルファードのハイブリッドシリーズ、燃費が18.4km/Lになる現行グレードをご紹介します。
アルファードのハイブリッドシリーズ | |
ハイブリッド エグゼクティブラウンジS |
7人乗り |
ハイブリッド エグゼクティブラウンジ |
7人乗り |
ハイブリッドSR Cパッケージ |
7人乗り |
ハイブリッドG Fパッケージ |
7人乗り |
ハイブリッドSR |
7人乗り |
ハイブリッドG |
7人乗り |
ハイブリッドS |
7人乗り |
もともとアルファードは車両総重量が非常に重い自動車です。だいたい2600キログラム前後にはなります。
そのため、ガソリンカーの場合は燃費があまり良くないという、ビッグサイズミニバンの宿命ともいえるデメリットがありました。
ハイブリッドシリーズが豊富に登場したおかげで、ビッグサイズミニバンであるアルファードの燃費は一気に向上しました。
アルファード ハイブリッドの内装の特徴
アルファードのハイブリッドの内装の特徴をチェックしてみましょう。ラグジュアリー感がアップしたと話題の新型アルファードでは、内装も高級感が増しています。
木目調のパネルが落ち着いた大人の空間を演出
アルファードではコンソールパネルやインテリアパネルなど、さまざまな部分に木目調のパネルを採用しています。
これまでよりもさらに大人の落ち着いた雰囲気を演出し、どっしりとした重厚感ある外装とのコンビネーションも最高ですね。
極上の乗り心地を全員が堪能できる
これまではどちらかというと運転者の乗り心地が重視されてきました。しかしアルファードはファミリーカーです。助手席にもリアシートにも人が乗ることが多いですよね。
そこで、助手席はオットマンを装着し、スーパーロングスライドシートとなって、まるで旅客機のビジネスクラスシートのようになります。
またリアシートの乗り心地も向上し、家族みんなで極上の乗り心地を堪能することができるのです。
目的別に多彩なシートアレンジを楽しむ事ができる
引用:https://toyota.jp/alphard/interior/space/?padid=ag341_from_alphard_cockpit_topnavi_space
目的別にさまざまなシートアレンジを楽しむことができるのも、アルファードの魅力の一つと言えます。
多くのタイプはゆったり7人乗りなのですが、運転席と助手席しか人が座らないという場合は、助手席をスーパーロングスライドにしてゆったりとした空間を満喫することができます。
リアシートもスイッチひとつで位置を調整できるので、チャイルドシートに子どもを乗せなければならないママもラクラク支度ができます。
また最後尾のリアシートは畳んでしまうことで、ハッチバック部分が非常に広い空間になり、いろいろな荷物を載せることも可能です。
子ども達が遊び疲れて一休みという場合は、リアシートをフルフラットにすることで、ゆったりと横になることもできますよ。
シートもレザータイプから防水性・防汚性を備えたファブリックタイプまでいろいろあります。高級感を重視したい方、子どもに汚されたくない方など、乗り方、楽しみ方によってセレクトできる点も嬉しいですね。
アルファード ハイブリッドをカッコよくカスタムするパーツ
アルファードは、もともと兄弟カーのヴェルファイアと同様、カスタムベースとして非常に人気の高い車です。アルファードのハイブリッドオーナーも当然、カスタムカーとして楽しみたいと思っている方はたくさんいます。そしてカスタムカーとして人気があるからこそ、自分のコンセプト、好みに合ったパーツも数多く販売されています。
メッキグリル
アルファードの顔といえば、威圧感さえ感じてしまうほどのメッキグリルではないでしょうか。メッキグリルとはフロントグリルの一種です。
フロントグリルは車の前面に取り付けられた、格子や網状の部品のことで、車が走行するとエンジンルームに風が入るようになっています。
風通しを良くすることでエンジンやバッテリーの熱を逃がすという重要な役目がありますが、その他に車の顔をダイナミックに飾り、個性を前面に出すためのパーツという面もあります。
メッキグリルは、フロントグリルにメッキ加工を施したものです。もともと厚みがあるフロントグリル全体にメッキパーツが取り付けられることで、見る者すべてを睥睨する王者の風格が生まれます。
フロントガーニッシュ
フロントガーニッシュも、カスタムする人が多いパーツです。ガーニッシュとは車の装飾全般を指すのですが、フロントガーニッシュというと車の前面部分につける装飾になります。
それではアルファードハイブリッドでよく選ばれているフロントガーニッシュをご紹介します。
・フロントスポイラー
自動車がスピードを出して走る時、車の底に空気が入り込んで浮き上がる揚力が生まれます。これを上手に流して空気の流れを整える部品を、一般的にスポイラーと呼んでいます。
フロントスポイラーとは、その名の通りフロント部分につけるスポイラーのことで、フロントスポイラーと呼ばれるものは、純正のバンパーを外して改めて装着する、バンパー一体型のものを一般的には指しています。
・フロントリップスポイラー
フロントリップスポイラーとは、純正のバンパーの下部分に取り付けることができるフロントスポイラーで、純正バンパーを外したくない、傷つけたくないという方に選ばれます。
・フロントハーフスポイラー
フロントハーフスポイラーもフロントリップスポイラーのように、純正バンパーの下部分につけるスポイラーです。
純正バンパーを外すことなく装着することができるため、多くの人気パーツブランドでは、純正バンパーとの融合性が高く、付けることで美しいシルエットになるものを販売しています。
またフロントスポイラーやリップスポイラー、ハーフスポイラーなどを装着することで、車高を低く見せることができます。よりスポーティなイメージになります。
・ロアグリルガーニッシュ
ロアグリルガーニッシュとは、フロントの下部まで覆うロアグリルの下部分に取り付けるガーニッシュです。
・シーケンシャルウインカー
シーケンシャルウインカーとは、端から次々に光が移動していくタイプのウインカーです。高級車で採用されて以来、カッコいいと話題になりましたね。
シーケンシャルウインカーが純正オプションとして選べる車もありますが、今はカスタムパーツとして購入し、つけかえる人も増えています。
その他ライト自体を付け替えるなど、大掛かりなカスタムを行う人も少なくありません。また少しずつ変えていくことで、変化を楽しむことができます。
フォグランプとデイタイムランニングランプ
フォグランプもオプションパーツの基本ですよね。そのほかに、近年解禁された、デイタイムランニングランプを装着する方もいます。
デイタイムランニングランプとは昼間の走行中に点灯させるライトのことで、外国製の車にはよくついています。
ちょっと日が陰っている時や、狭い道路などでも自転車や歩行者の視認性を高め、また悪天候時に他の自動車からの視認性を高める役割があります。
ドアミラーカバー
ロアミラーカバーは、ビッグサイズミニバンの場合かなり目立つ部分になるため、装着することで大きな個性となります。
また装着も比較的簡単で、価格もそんなに高くないものもあるので、好まれているパーツと言えます。
サイドガーニッシュ
サイドガーニッシュは、車のサイド部分の装飾になります。サイド部分につけるサイドスポイラーのほか、簡単にメタリックラインを描けるサイドモールなどもあります。
【まとめ】アルファードハイブリッドで維持費を安く!
アルファードのハイブリッドを選べば、ガソリンタイプに比べ燃費がかなり良くなります。またエコカー減税も適用されるため、維持費を安くあげることができます。
また一般的なアルファード同様、カスタムベースとしても楽しめます。お好みのカスタムを施して、アルファードのハイブリッドを自分好みにカスタマイズしてみませんか。