トヨタのミニバン型乗用車アルファードに興味を持っている方はいませんか?高級感あふれる外観や内装に憧れ、乗ってみたいと思う方も多いのではないでしょうか。
しかし、高級車だけにやはりお値段が張るもの。この記事ではアルファードが欲しいけどなかなか手が出ないという方のために、アルファードの値引きについてまとめます。どの程度値引きができるのかや値引き交渉のコツなど紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
Contents
アルファードの値引き交渉をする前の準備
引用:https://toyota.jp/alphard/
まずはじめに、アルファードの値引き交渉をする前に準備しておくことをまとめます。
アルファードの確かな情報を集めておく
アルファードの確かな情報を事前に集めておきましょう。価格やグレードはもちろん走行性能や安全性能、内装などの基本的な情報は、値引き交渉だけでなく購入して乗車する上でも重要なことなので、しっかり把握しておくと安心です。競合車と比べるためにもアルファードがどんな車なのか知っておく必要があります。
またオプションがあると値段が高くなってしまうのは当然のことですよね。どのグレードでどんなオプションが付いているアルファードの価格を提示されたのかその場で理解できれば、オプションを外したりグレードを落としたり、自分にとって必要な機能が付いているのか即座に判断でき、値引き交渉がしやすくなります。
値引き交渉に必要な競合車を間違わない事!
値引き交渉に必要な競合車を間違わないようにしましょう。値引き交渉の方法として、競合車の価格と比較して値引きしてもらうという手法があります。アルファードと同等の車と性能や外装・内装などを比較し、ほとんど作りが同じなのにアルファードの方が高いとなれば、競合車と同じ値段かそれより安くしてもらえるように交渉しやすくなります。
ディーラーはお客さんが競合車に流れてしまうのを防ぐために値引きしてくれるというわけです。ところが、アルファードの値引きをするのに極端な話軽自動車の価格を引き合いに出して交渉しても、作りが違いすぎて比較になりません。軽自動車の方が安いからアルファードを同じ値段にしてくれと言ったところで値引きしてもらえないので、競合車についてもしかりリサーチが必要です。
雑誌の値引き情報を鵜呑みにせず現実的な情報を入手する
雑誌の値引き情報を鵜呑みにせず現実的な情報を入手しましょう。例えば、値引き交渉の際に雑誌に載っていた価格を引き合いに出してもそこまで値引きしてもらえないことがあります。それは、次の2つの理由からです。
- 雑誌に載っている値引き価格はあくまでも予想価格でしかないから
- 実際に雑誌に載っていた価格でアルファードを買える販売店をお客さんが知らないことをディーラーが見抜いているから
つまり、そこまで値下げしなくてもお客さんが他の店で購入してしまう可能性が低いので、値引き交渉に応じてくれないということです。値引き交渉をする際には、雑誌の値引き情報よりも、実店舗のある他の販売店で見積もりしてもらった価格を引き合いに出した方が有効です。この場合、値引きしなければ他店にお客さんを取られてしまうかもしれないという懸念から値引き交渉に応じてくれる可能性が高くなります。
新型アルファードの値引き最終目標はいくら?
引用:https://toyota.jp/alphard/
一口に値引きと言っても、実際どのくらい値引きできるものなのでしょうか。ここでは新型アルファードの値引き価格の最終目標はいくらなのか見てみます。
オプション・付属品コミコミで45万円は値引きしたい!
アルファードの値引き額は、車両本体価格から40万円が大体の相場です。オプションや付属品、下取り額などをコミコミで考えると、45万円の値引きができれば目標達成と言えるでしょう。
値引き目標を達成するには確かな情報を入手する事!
45万円の値引き目標を達成するには、交渉するための確かな情報を入手することが不可欠です。条件が悪ければ他の販売店で購入するという考えや行動を裏付ける資料として、他店での見積額や下取り額などが重要になります。
アルファードの値引きを引き出す5つのコツ
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次は、アルファードの値引きを引き出すコツを5つ紹介します。
ライバル車との競合
1つめのコツは、ライバル車と競合させることです。ライバル車とは、車種が同じでサイズや性能が近く、価格帯も似ている車のことです。共通点が多い車は、購入する側が候補に挙げて検討することが多くあります。そのため、ディーラーもライバル車として意識しています。そんなライバル車と比べるとお客さんを獲得するために値引き交渉に応じてくれる確率が高いというわけです。
アルファードのライバル車には、例として次の2つがあります。
- ヴェルファイア(TOYOTA)
- オデッセイ(HONDA)
ヴェルファイアは同じTOYOTAの車ですが、新車で販売している正規ディーラーが異なるので、アルファードのライバル車として比較される代表格です。
- アルファードの新車販売店・・・トヨペット店
- ヴェルファイアの新車販売店・・・ネッツトヨタ店
他のメーカーではHONDAのオデッセイも候補に挙げられます。性能や価格を比べる際の参考にしてください。
隣県のディーラーやサブディーラーを活用する
2つめのコツは、隣県のディーラーやサブディーラーを活用することです。これは、アルファード同士で競合させる方法です。1つの県にあるトヨペット店は複数店舗あっても同じ経営母体です。そのため、複数店舗で見積もりをとっても競合させることはできません。
例えば、横浜トヨペット○○支店と横浜トヨペット△△支店は同じ横浜トヨペットなので競合させられませんが、埼玉トヨペット●●支店と千葉トヨペット▲▲支店であれば経営母体が異なるので競合させられるというわけです。
また、正規のディーラーであるトヨペット店でなくても新車のアルファードを買えるお店があります。それがサブディーラーです。自動車整備会社や中古車販売会社などで複数メーカーの新車販売も行っているというケースが多く見られます。こういったサブディーラーでも見積もりしてもらい、正規ディーラーより安くできないか交渉するのも方法のひとつです。
社外品を上手に取り入れて値引き交渉する
3つめのコツは、社外品を取り入れることです。こちらは値引き交渉というよりはオプション品を同時に購入するのを控えて価格を抑える方法です。ナビやフロアマット、ドアバイザーやドライブレコーダーなど、正規ディーラーでオプション品として購入できるのは純正の比較的高額な商品しか扱っていないことがあります。
これらのオプション品を購入しなければそれだけで価格をグッと下げられます。もし社外品の販売や取り付けを行っていないお店の場合、あとから社外品を購入して取り付ける手間はかかりますが、結果的には純正品と社外品の差額の分値引きできたことになります。
ローンを組む金融会社をじっくりと選ぼう
4つめのコツは、ローンで購入する場合は金融会社をじっくりと選ぶことです。各種金融機関のマイカーローンを使うと、頑張って値引きした額より金利を多く払うケースもあります。また、正規ディーラーで用意しているローンの中で、特に近年よく宣伝されているものに残価設定クレジットがあります。
この残価設定クレジットは、金融機関のマイカーローンと比べると毎月の支払額が少なくて済むというメリットがある反面、その車に長く乗る場合には支払総額がマイカーローンより多くなってしまうケースもあります。設定していた走行距離を超えてしまったり、想定より大きな傷を付けてしまったりした場合には、追加で料金を支払う可能性もあります。
値引きという観点からすると、ローンを組む場合は支払総額やメリットデメリットをよく理解して納得のいくローンを選ぶことが大切です。
長々と交渉しないのも値引きを引き出すコツ
5つめのコツは、長々と交渉しないことです。購入する立場からすると値段は下がれば下がるほどうれしいものですが、販売する立場からすると下げられる価格にも限度があり、粘れば下がるというものでもありません。交渉を長引かせると本当に買う気がある客なのか疑われ、逆にディーラーから見切りを付けられてしまいかねません。事前の下調べをしっかり行い、目標値引き額を決めた上でテンポよく交渉することが大事です。
ディーラーは買うお客には本気で交渉に応じるもの!
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最後に、値引き交渉をする際の注意点を4つ挙げておきます。
人気車は早めにディーラーと交渉を始める!
1つめの注意点は、人気車を購入したいなら早めにディーラーと交渉を始めることです。人気車は受注が混み合い納期が遅くなることが多いです。納車まで3~4か月かかることもあります。いつまでに必要など希望がある場合は、納車までの期間を考慮の上交渉を始めるようにしましょう。
値引き交渉ができる営業を探そう!
2つめの注意点は、値引き交渉ができる営業マンを探すことです。ベテラン営業マンや新人営業マンなど営業マンも様々です。ベテランの営業マンは交渉がスムーズに進むものの、決定権のある店長まで話がなかなか届かないこともあります。新人の営業マンは逐一店長に確認するため交渉がしばしば中断しますが、店長が状況を把握しているので値引き交渉がしやすいという側面もあります。いずれにせよ、相性のよい営業マンを見つけられると話が進めやすいです。
競合させる時は何度も相手の見積もりを持ってこない
3つめの注意点は、何度も他店の見積もりを持ってこないことです。他店での見積もりより安ければうちで買ってくれるという期待があるからこそ値引き交渉に応じてくれます。何度も他店の見積もりを持ってきてその都度安くなった金額を見せられては、交渉が長引くことや本当に買う気のある客なのかなどディーラーに懸念材料を与えてしまいます。他店の見積もりを見せるのはここぞという1回にするのが得策です。
値引きできるオプションを見極めて交渉する
4つめの注意点は、値引きできるオプションを見極めて交渉することです。オプション品の値引き交渉をする場合、オプション品一つ一つに値引き交渉をすると、値引きできない部分についてもいちいち話をする必要があるのでディーラーにとっても細かくて面倒です。オプションと工賃の合計額からどのくら値引きできるかといった交渉にすれば、値引きできない部分は差っ引いて全体で判断できるので、ディーラーが値引きに応じやすくなります。
【まとめ】営業と上手に交渉して念願のオーナーになろう!
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今回はアルファードの値引き交渉について事前準備と交渉のコツ、注意点をまとめました。特に初めて車を購入する人にとっては、商談はどうやって行うのか、値引きはしてもらえるのかなど色々疑問に思うことが多いですよね。車は高い買い物です。納得のいく価格で満足できる買い物ができるよう、ぜひこの記事を参考にしてみてください。