車のメンテナンスで大事なことの1つがバッテリーの交換です。でも、意外とバッテリーを定期的に交換する人って少ないと思います。
それは、交換時期がわからなかったり、あるいは価格が高いのでは?なんて思ったりするからかもしれませんね。それに交換しようと思ってもどんなバッテリーが良いのかわからないという人もいるでしょう。
そこで今回はアルファードのバッテリーに多い4つの疑問点についての解決方法をまとめてみました。
引用:https://toyota.jp/alphard/grade/hy_g/?padid=ag341_from_alphard_top_recommend_thumb1
アルファードのバッテリーについての疑問
アルファードのバッテリについて1番多い疑問は、バッテリーの寿命や交換時期、交換する時の工賃やバッテリーの価格ではないでしょうか。それらの疑問について回答していきます。
アルファードのバッテリーの平均的な寿命
アルファードのバッテリーの平均的な寿命は、2~3年です。
バッテリーは充電式の電池で、エンジンのスターターやライトなど、様々な電気装置に電気を送る働きをしています。走行距離や乗り方にもよりますが使っていくうちに劣化が進んでいきます。
アルファードのバッテリーの交換時期
引用:https://autoc-one.jp/toyota/alphard/report-5001286/photo/0050.html
バッテリーの交換時期は、エンジンをかけたときの音やかかりが悪いとき、ヘッドライトが暗くなってきたとき、パワーウインドの開閉の動作が遅いとなどの症状が出てきたときです。
または、バッテリー液の色が濁ってきたときも交換時期になります。
アルファードのバッテリーの平均的な価格
バッテリーはサイズや価格は、車種やグレードによって違います。バッテリーの性能(標準・メンテナンスフリー、ハイブリッド)によっても違います。
だいたいの平均な金額は、新品で5000円~20000円と幅が大きく違ってきます。
アルファードのバッテリー交換の工賃
バッテリーを持込みした場合の交換工賃は、ディーラーでは2000円ほどです。古いバッテリを無料で処理してくれる所や廃バッテリー料315円~525円かかるところもあります。
また、オートバックスなどのカー用品店で購入して交換すると540円かかります。持込みの場合ですと工賃が倍以上かかることもあります。さらに廃バッテリー料数千円かかることもあります。
交換する際は見積もりを出してもらってから交換すると安心です。
アルファードのバッテリーの交換はどこでするべき?
アルファードのバッテリーの交換は、一般的には車を購入したところやカー用品店になります。または、自分で取り付けるという方法があります。どこで交換する方がベストなのでしょうか。
ディーラーで交換をするのが一番おすすめ
引用:https://fukushima-toyopet.co.jp/
ディーラーは、その車に使われている純正バッテリーを取り寄せて作業します。他の店舗に依頼するよりもバッテリーの費用は少々高くなってしまいますが、技術力と安全性を考えると最も安心できます。
バッテリーを購入したカー用品店で交換するのも良い
引用:https://www.carsensor.net/shop/chiba/058614009/#contents
純正のバッテリーの他にも、もっと安価なバッテリーを選ぶことができます。工賃も540円ほどですので、安いバッテリーを選ぶと費用が抑えることができます。
ただ、基本的には同じメーカーの純正品を使うことが推奨されています。バッテリー接続の際に、社外製品だと故障してしまうリスクが高まってしまうそうです。
もしも安いバッテリーを選んで、接続時に故障してしまえば、安く済んだバッテリー交換でもまた交換しなければならということになり費用が2倍かかってしまう可能性もあります。
技術があれば自分で交換する事もできる
技術があれば、バッテリーだけ購入して自分で交換することができます。自分で交換することが出きれば、工賃がいらなくなるので安く抑えることができます。
交換する際は、工具は10mmレンチ、感電防止と作業性アップのゴム手袋、液が目に入らない為の保護メガネなど準備した方が良いでしょう。
アルファードのバッテリーの選び方
バッテリの選び方には適合するものを選ばなければなりません。まずは、バッテリーの型番の調べ方やその型番の意味などを知って上で選び方のポイントをみてみましょう。
適合表をチェックする
バッテリーにはいろんな種類があります。アルファードにどのバッテリーがのっているのか調べるには総排気量または定格出力と型式が必要です。これらは車検証を見ればわかります。そのデーターをもとに適合表からチェックします。
ちなみに、アルファードには、55D23Lと46B24L,80D26LとS-95の品番が乗っていることが多いです。
バッテリーの性能をチェックする
55D23Lのバッテリーを例に挙げると、55という数字が性能ランクになります。容量を示すものではありません。この数字が大きいほどエンジン始動性能と容量が大きくなり高性能といえます。
50未満は2刻み、50以上は5刻みで表示されています。
サイズが違っても適合するバッテリーはある
バッテリーは、サイズと長さ、プラスとマイナスの端子の位置が同じ物であれば適合します。性能ランクの数字は変わっても大丈夫です。
例えば、55D23Lがのっている場合、95D23Lでも取り付け可能だということです。
性能ランクの数字が大きいほど性能が高いということになります。
カー用品専門店で高性能バッテリーを選ぶのもあり!
基本的には、取り付けられていたバッテリー型式と同じものを取り付けますが、エンジンの始動性能を上げたり、ヘッドライトがより鮮明にしたり、オーディオ機器の音質があげたりしたいときは、高性能バッテリーを選ぶとよいでしょう。
取り付けられているバッテリーより寿命は1.5倍ほど長持ちします。しかし、価格は1.5~2倍と高くなってしまいます。
バッテリー記載のアルファベットと数字を確認する事!
バッテリーに記載されているアルファベットや数字はきちんとした意味があります。
例えば55D23Lで例えると、55は性能、Dは短側面の長さ、23は長側面の長さになります。Lは極性で、プラス端子がへダリ側にある時はL、右側にある時はRになります。
この短側面の長さと長側面の長さ、端子の向きが違うとあわないので気をつけなければなりません。きちんと確認する必要があります。
アルファードにおすすめのバッテリーメーカー4選
バッテリーもメーカーには「パナソニック」「アトラス」「ユアサバッテリー」「古河バッテリー」の4種類のメーカーがあります。
パナソニック
パナソニックは、家電などを作っている誰もが知っている日本の電気機器メーカーです。乾電池や充電器(エボルタ)、スマホ用のモバイルバッテリーを生産しているパナソニックはカーバッテリーでも安定と安心の性能です。
パナソニックのバッテリーは、「カオス」「カオスライト」「サークラ」などのグレードがあります。
アトラス
世界110カ国の信頼を持つ韓国電池が製造している、バッテリー専門メーカーです。他所のバッテリーと比べて低価格であることから人気があります。安いからといって性能が悪いわけではなく高性能で寿命も長いコストパフォーマンスに優れています。
ユアサバッテリー
自動車・二輪車用の鉛蓄電池で国内のシェアはトップ、世界でも第2位のシェアを占める、バッテリーの老舗ブランドです。
自動車用や産業用鉛蓄電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池、燃料電池や産業用電源装置等の開発から製造・販売を行っています。
自動車や二輪車用の鉛蓄電池で国内のシェアはトップ、世界でも第2位のシェアを占める、バッテリーの老舗ブランドです。「ECO.R LS」「ECO.R」などがあります。
特にフラッグシップモデルである「ECO.R LONG LIFE」は、圧倒的な長寿命を実現したバッテリーで、国内最高水準の高性能を誇っています。耐久性や、充電回復性能も従来製品の147%を超えるパフォーマンスを持っています。
古河バッテリー
古河電池は、1950年の創業以来、数多くのバッテリーを製造しており、自動車・バイクのバッテリー、航空・宇宙・鉄道用の畜電池を作っている日本の電池メーカーです。
バッテリーの種類は「FB9000」「FB7000」の2種類です。
電池の専門メーカーなので技術面に優れていて品質は問題なしです。
【まとめ】バッテリーの交換時期は乗り方によって変わるもの!
引用:https://www.webcg.net/articles/gallery/37926
いかがでしたか。
車のバッテリーの寿命は、だいたい2~3年になっています。乗り方によって短くなったり長くなったりと交換時期が変わってきます。価格の面では、バッテリーをどこで購入するのか、交換はどこでやるのかによって価格も変わってきます。
最近、エンジンをかけたときの音が悪い、ランプの明かりが暗いと感じたときは、あるいはバッテリーを交換してから2年くらいたってるという人は交換を考えた方が良いでしょう。
車が動かなくなる前にしっかりとバッテリー性能で選ぶのか価格で選ぶのかを決めて早めに準備しておいた方が良いでしょう。