同じ車でも他のユーザーと違いを出したいときに装着をおすすめするのがエアロパーツです。ヴェルファイア専用パーツも純正だけでなく、社外品も各社から販売されています。数が多すぎでどんなものがあるのがイマイチわからないという人のために、おすすめのエアロパーツを紹介します。
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ヴェルファイア30系の純正エアロはどうなの?

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トヨタのLグレード高級ミニバン「ヴェルファイア」ですが、トヨタで新車購入時に装着できるエアロパーツが用意されています。「モデリスタ」と「TRD」
モデリスタはダイナミックでスポーティー
以前から車種問わずトヨタ純正としてエアロパーツを販売しているモデリスタですが、ヴェルファイア30系用も発表しています。グレードによって2種類用意されています。
エアログレード用
フロントはメッキを多めに使用してよりダイナミックな印象になります。ワイドなウイング形状でフロント部分が大きく見えます。さらに大きな特徴がダクト部分に青と白のLEDイルミネーションです。ヘッドライト形状に合わせて輪郭がはっきりし、キリっとした印象を与えます。
サイドスカートにもメッキを採用しています。極端にローダウンすることはなく、立体的な形状でバランスよくまとまります。
リアスカートは低くするというよりは、張り出した立体的なデザインでダイナミックさを演出します。マフラーとセットになったキットAとマフラーカッターのみとセットになったキットBがあります。
ノーマルグレード用
フロントはエアログレード用と同じでメッキを多く使用しています。各パーツを大きくワイドにすることでフロント部分全体がダイナミックな印象になります。フォグランプ部分をシャープに囲むデザインも人気です。
サイドスカートはエアログレードとほとんど同じ形状をしています。立体的なデザインです。
リアはノーマルから大きく形状を変えることはなく、落ち着いた雰囲気があります。メッキダクトを追加することでスポーツカーのような印象があります。
TRDはレーシーでスポーティーさが売り!
スポーツカー用のエアロ、ホイールでも有名なTRDエアロですが、ヴェルファイア用にもスポーティーなデザインが採用されています。ダイナミックで派手なモデリスタとは違った魅力があります。
エアログレード用
フロント部分は全体的にシャープなデザインです。リップスポイラー部分が大きく前に飛び出しているため、車高が低く見えることが特徴です。リップ部にさりげなくLEDランプが装備されており、派手すぎないのが人気な理由です。LED付きとLEDなしが用意されています。
サイドスカートは純正にはない段差があり、立体的なデザインです。ダクト風デザインのメッキパーツがTRDらしいスポーティーな印象です。
リアスポイラーは大きく動きがあるデザインではなく、ボディからスポイラーまで一直線でまとまっています。左右4本出しマフラーがまるでスポーツカーのようです。マフラーはありとなしが選べます。
ノーマルグレード用
エアログレード用と同様リップスポイラーが前に大きく張り出しています。高級でラグジュアリーな印象だったヴェルファイアのフロントがスポーティーな印象に変わります。
サイドスカートはエアログレード用と同じデザインを採用しています。
リアスポイラーもエアログレード用と同じく、左右4本出しマフラーが装備されているキットとされていないキットから選ぶことができます。
ヴェルファイア30系の社外品エアロを調べてみた!

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人気車種であるヴェルファイアは各社から様々な社外エアロが販売されています。エアロパーツは各社メーカーの特徴が色濃く出ます。その中でも人気の社外エアロを紹介します。
斬新で華のあるカッコよさが特徴のZEUS
目立ちたいという人に一番おすすめするのがZEUS製のエアロパーツです。
フロント部は元のデザインを活かしつつ、フロント全体を覆うような斬新なデザインが特徴です。エアログレードの特徴でもあるダクト部分に縦列にLEDライトが並んでいて、シャープな輪郭が際立ちます。
サイドスカートは控えめなサイズですが、装備すると程よいローダウン感が出ます。
リアはディフューザーデザインが採用されており、純正から大きく印象が変わります。さらにビックサイズの左右4本出しマフラーが存在感抜群です。LEDバックフォグが装備可能です。
大人の落ち着きと迫力が魅力のロウエン
尖ったデザインではなく、高級セダンのような雰囲気が魅力的なロウエン製エアロです。
フロント部は純正プラスアルファの落ち着いたデザインです。リップスポイラーも薄く尖った形状ではなく、分厚く迫力があります。大きめのLEDライトが装備されていることも特徴です。
サイドスカートは大きめのサイズですが、派手さはなく程よいローダウン感があります。
リアはディフューザーデザインが採用されていて、全長が少し伸びるためボリュームアップした印象を与えます。
高強度!空力!走りを徹底したいならKUHL
スポーツカーからハイブリッドカーまで様々な車種のエアロを販売してきたKUHLですが、30系からヴェルファイアのエアロを販売し始めました。
フロントは純正バンパーの下に装着するハーフスポイラーです。尖りがあるシャープなデザインではなく、奥行きのあるデザインです。ダクトはメッシュになっており、空力も考えられていることが特徴です。
サイドスカートは下部がフラップ状になっています。スポーツカーで良く採用されるデザインですが、車の横から下に入ってくる空気を弾くことで車の下で空気がきれいに流れます。そのため、地面にしっかり車体が張り付き安定した走りになります。
リアのディフューザーはフローティング状になっており、フロントのメッシュから入ってきた空気をリアからしっかり抜いていきます。
ヴェルファイア30系の簡単エアロで差をつけろ!

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エアロパーツは基本的にはフロント、サイド、リアを一式として考えることが多いです。しかし全てそろえるとなると値段も高く、失敗もできません。しかしパーツ単位で個別にドレスアップしていく方法もあります。ドレスアップに自信がないという人は試してみましょう。
個性を際立たせたいならadomiration
トヨタディーラーで購入、装着可能なエアロがadomirationです。あくまで純正をベースにしているため、派手すぎずに個性をアピールできます。モデリスタにパーツを供給しています。
上質感と程よいボリュームが得られるフロントハーフスポイラー
フロントハーフスポイラーとは純正のバンパーに装着するエアロパーツです。パーツ自体そこまで大きくなく、エアロパーツ一式を付けるより工賃も抑えられますが、フロンドの雰囲気を簡単に変えることができるため、おすすめです。
あると無いじゃ大違い!フードスポイラー
フードスポイラーとはボンネット部分に装着するパーツです。目立たないパーツですが、平坦なボンネットが立体的になります。また、グレードを選ばずに装着することができます。ボディの色と違う色で装着して個性を出すのもアリです。
ヴェルファイア人気エアロおすすめ5選

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シックスセンス
純正バンパーのサイドを覆うことで全体を大きく見せることができます。エアログレードではダクト部分に、ノーマルグレードではフォグ周りに、LEDデイライトが装備されています。リアも純正をベースにディフューザータイプになっています。
純正バンパーをベースにしているので個性的でありながら、車全体に一体感が出ることが人気の理由です。
シルクブレイズ
こちらも純正バンパーを活かしたデザインが売りのメーカーです。シルクブレイズはミニバンにいち早く薄型リップを採用しました。純正バンパーの形に合わせて形状をよりシャープに調整しています。両端にはカナード風に立ち上がりがあり、操作性も考えられています。
ヴァルド
ユーロスタイルのエアロパーツで有名なヴァルドからもヴェルファイア用エアロパーツが販売されています。角ばったシャープなデザインで同じトヨタの「VOXY」のようなスポーティーな印象です。
クールジャパン
紹介したクールジャパン(KUHL)もおすすめです。クールジャパン製エアロの特徴はやはり見た目だけでなく、空力をしっかり考えている点です。ミニバンとは言っても安定した走りをしたいという人におすすめです。
ブラックパールコンプリート
セダンのVIP系エアロパーツで有名なブラックパールコンプリートのミニバン専用シリーズ「ギャラクシー」からヴェルファイア用エアロが販売されています。
ブラックパールコンプリート製エアロの最大の特徴は奥行きのある3Dデザインです。フロント、リアの角ばった前衛的なデザインはまるでスーパーカーのような迫力があります。
ヴェルファイアのエアロのまとめ

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エアロパーツは装着するだけで車の雰囲気をがらりと変えます。ヴェルファイアは人気車種なので様々なエアロパーツがあります。エアロパーツは一体感が大切なので、基本的にはメーカーをそろえることをおすすめします。