トヨタのヴェルファイアがマイナーチェンジをし、2015年タイプと細部に変化が起きました。これまで30系前期ヴェルファイアに乗っていて、しばらく買い替えの予定がない、という方にとってカスタムを施した愛車が、後期ヴェルファイアに後れを取ることは悔しいものですよね。そこで30系前期をカスタムするコツなどをご紹介します。
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ヴェルファイアをカスタムする5つの楽しみとは?

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ヴェルファイアをカスタムすることの楽しみを5つピックアップしてみました。みなさんはヴェルファイアのオーナーとして、どんな楽しみを見出していますか?
カスタムする事で迫力が増す!
ヴェルファイアはアルファードの兄弟車として生まれ、迫力と重厚さ、高級感などを引き継いでいます。さらにスポーティさや遊び心も兼ね備えているので、カスタマイズのベースカーとして最適な長所をたくさん持っているのです。
中でもカスタムすることで迫力が増し、さらにカッコよくなるという点は、誰もが認める楽しみのひとつでしょう。誰よりもカッコいいヴェルファイアに乗りたい!と思うオーナーはたくさんいます。
次はどれにしよう?という目標ができる
一度カスタムすると、次々に目標ができます。たとえばホイールを入れ替えれば、車高調も入れたい、となるのはごく普通のことです。
ヘッドライトやテールランプに手を入れれば、ウインカーも最新式にしたいものですよね。外装を徹底的にこだわってカスタムすれば、内装もそれに合わせてゴージャスにしたくなるのが人情です。
カスタムした時の満足感がある
カスタムをすると本当にカッコよくなり、迫力が増します。最近はLEDなどのカスタムも多いので、車に詳しくない人でも「すごい!」と感心してくれたりします。
友人や恋人を乗せた時「うわぁ、素敵!」「カッコいい!」といわれると、それまで自己満足の世界だったのに、一気に喜びが増しますよね。思い通りにカスタムできただけでも大きな満足感が得られますが、パッと見てわかるカスタムで歓声を浴びることも嬉しいものです。
費用の捻出のために仕事を頑張れる
愛車のカスタムが生きがい、という人は少なくありません。カスタムを施したヴェルファイア愛好家は全国にたくさん存在します。そんなファンたちは、カスタム費用捻出のため、と思うとがぜん仕事を頑張れるそうですよ。
費用の比較や分析
ヴェルファイアはカスタムベースの車として大変人気が高いため、純正パーツも非常にたくさん存在しています。またそれだけではなく多くのパーツメーカーが専用のカスタムパーツを開発・販売しています。
そのため、コストパフォーマンスの比較や分析の余地が大きく、研究好きの方にもたまらない喜びになっています。また自分だけのカスタムができる懐の深さも人気のポイントです。
ヴェルファイアの前期型をカスタムする意味って?

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ではヴェルファイアの後期が登場した今になって、前期型をカスタムする意味ってあるのでしょうか。実は燃えている前期オーナーがたくさんいるんです。
後期よりもカッコ良くできるか腕が試せる
後期は、トヨタのエンジニアやデザイナーたち中枢の「頭脳」が総力をもって誕生させた、「カッコいい」の極みとなっています。これまでのやんちゃな印象に、エグゼクティブなラグジュアリー感をこれでもかと乗せてきました。
しかし、前期には前期の良さがあります。それをカスタムで輝かせ、より際立たせることで、後期よりも前期をはるかにカッコ良くカスタムして乗っているオーナーもたくさんいます。つまり、カスタム好きの「腕の見せ所」、腕試しができる絶好のチャンスなのです。
新型よりもコストを下げる事ができる
当然ですが、前期のヴェルファイアはいわば「型落ち」になってしまったため、パーツ類も値下げされていたり、在庫一掃セールが打たれたりしています。そのため新型ヴェルファイアよりもずっと低コストでカスタムパーツを購入できるチャンスでもあるのです。
ヴェルファイアのシーケンシャルウインカーは前期でも付くの?

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ヴェルファイア後期が大きな注目を集めているポイントのひとつが「シーケンシャルウインカー」、つまり「流れるウインカー」の存在です。前期のヴェルファイアにも流れるウインカーはつけられるのでしょうか。
前期にもシーケンシャルウインカーを付ける事は可能
前期のヴェルファイアにもシーケンシャルウインカーを付ける事は可能です。パーツさえ購入すれば、夢の「流れるウインカー」をマイカーに装着できますよ。
自分でつけられるとはあるが工場にお願いするのが吉
しかし流れるウインカーのバルブを取り付けて実際に流すには、もとが電球タイプのウインカーでは難しいのです。そういった場合はヘッドライト自体の交換が必要になります。自分でつけられますという表記があってもかなり難しいので、工場でお願いすることがオススメです。
前期へのシーケンシャルウインカー取り付け費用は65000円前後
前期ヴェルファイアへのシーケンシャルウインカー取り付け費用は、だいたい65,000円程度が一般的です。シーケンシャルウインカーはレクサスやハリアーなど、憧れの車種の代名詞のようなものですよね。また後期もExecutive Loungeグレードにはついています。だからこそつけたい!という方、チャレンジしてみてくださいね。
ヴェルファイアの見た目後期型仕様ってどれだけかかる?

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ヴェルファイアの見た目を後期型仕様に変えたい、という時、費用はどれくらいかかるのでしょうか。調べてみました。
大きく変わったのはフロントとリアそしてタイヤ&ホイール
30系ヴェルファイアで大きく変化したのは、フロント部分とリア部分、そしてタイヤとホイールのデザイン等です。フロント部分が変わったため「顔が変わった」と言われます。
リアはこれまでアルファードと似ていましたが、新型はテールランプも切れ長になり、ガーニッシュがすらりと横一文字に入るようになったので、すっきりとした鋭い印象になりました。背中美人、バックシャンと呼ばれるゆえんです。
シーケンシャルウインカーの交換にかかる費用(前後)
シーケンシャルウインカーをヘッドライトごと交換すると、左右合わせて65,000円前後かかるということは先ほどご紹介しました。
リア部分のウインカーも交換したい場合は、テールランプと合わせて交換する必要が出てきます。やはり左右交換で65,000円~70,000円前後になります。アルファードのように、テールランプカバーをレッドにしたり、逆にスモークテールランプにすることも可能です。
タイヤ&ホイールの交換にかかる費用
タイヤ&ホイールの交換にかかる費用も計算してみましょう。ホイールはものにもよりますが、だいたい4本セットで20インチのものが100,000円~位になります。そこにタイヤをはくのですが、ヴェルファイア級の車になると、タイヤも1本13,000~20,000円くらいになります。工賃抜きで、全部で180,000円~、工賃を含めれば20万を超えてくるでしょう。
ヴェルファイアのカスタムのまとめ

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ヴェルファイア前期は、まだまだカスタムの余地が豊富に残っています。フロント部分やライト類、ウインカー、ホイールとタイヤを替えただけでも印象は大きく異なります。また外から見える内装のダッシュボードやステアリングに手を加えたり、シフトゲートライトを加えたりすると、かなりゴージャス感がアップします。
シャープな30系後期とは違うからこそできる重厚感にポイントを置いたカスタムももちろんあり、コンセプトによって差をつけることだってできますよ。思いっきりカスタムを楽しんで、愛車を後期に負けないカッコよさにドレスアップしませんか。